効果に満足できる消臭靴下は何が違う?消臭の種類と消臭靴下の選び方
自分の足の臭いが他人に「クサイ」と感じられるのが怖い!そんな方にとって欲しいアイテムのひとつは「消臭靴下」ではないでしょうか?確かに靴下さえ臭わなければ、足の臭いは格段に減少します。しかし世の中で販売されている靴下の大半に「消臭機能付」と明記されているものの方が多いかもしれません。
このため、多くの方が「消臭機能」は気休め程度に感じている方も少なくないでしょう。しかし本当に臭わない!驚く程、臭わない消臭靴下も実在します。ここでは足の臭いが気になる方の為に、本物の消臭靴下に必要な条件そして一般的に「消臭靴下」と言われているものの消臭の種類。さらに消臭靴下の選び方までを解説しています。
最後までお読み頂ければ、ニオイが消えない靴下とニオイが消える靴下の違いが分かり、満足できる機能を満たした消臭靴下を購入する方法が得られますのでぜひ参考にしてみて下さい。
1.満足できる消臭靴下と満足できない消臭靴下
足の臭いで悩まれている方にとって、消臭靴下に求められる機能とはいったいどのような機能でしょう?まずは「臭わないこと」が第一ですね。しかし実態は名ばかりの消臭靴下が多いのが実態です。まずはその違いを確認しておきましょう。
1-1.満足できる消臭靴下
後程、詳しくご紹介いたしますが、消臭靴下に求められる機能とは、当然ですが「臭わない事」です。しかし例えば100のニオイを1だけ消臭しても「消臭靴下」と表記されているのが実態です。要は消臭能力が極めて低いものであったも「消臭機能付」と明記されている靴下が多いのです。
しかしながら消費者が求める「消臭靴下」とは「消臭靴下」と明記している以上、少なくとも汗だくになった日でも、一日はニオイがしないと実感できる消臭靴下こそ満足できる消臭靴下です。
1-2.満足できない消臭靴下
すでにお伝えした通り、ニオイが消えない(消えたと感じない)消臭靴下があまりにも多いのが現実です。その理由はこの後、詳しくお話しますが消臭能力の差にあります。少しだけ消臭する消臭靴下も「消臭機能付」の消臭靴下として販売されいるのです。これこそ満足できない消臭靴下ですね。
ではどうやって本当に臭わない消臭靴下を選べばいいのか?その前に靴下が臭くなる原因を確認しておきましょう!
2.靴下が臭くなる原因
2-1.ニオイはニオイ菌の老廃物
簡単に靴下が臭くなる仕組みを確認しておきましょう!足のニオイの主な原料は汗や皮脂です。汗が靴下にしみ込むと、この汗をエサにニオイ菌が繁殖します。そしてニオイ菌は繁殖する際、老廃物としてニオイ物質という粒を出すのです。
これが足のニオイや体臭が発生する仕組みです。人間も食事をすると便や尿といった老廃物を輩出するようなものです。
2-2.ニオイの原料(汗)と高温多湿がニオイ大量発生の条件
繰り返しになりますが足のニオイの原料は汗や皮脂です。これらがニオイ菌のエサでありニオイの原料となります。足は身体の中でもとても汗腺(汗の出る穴)が多く大量の汗が発生する部位です。
さらに日中は靴下と靴を履くことで湿度は100%近くで高温多湿になり、菌が繁殖するための条件が満たされます。ニオイは菌が繁殖する際の老廃物ですので、菌が繁殖するほどニオイも多く強くなっていくのです。
男性の革靴や女性のブーツが臭くなりやすいのは、汗と高温多湿というニオイ菌の繁殖条件が満たされているからなのです。
2-3.他人にクサイと感じられる理由
またニオイとは目には見えないのでイメージしにくいかもしれませんが、ニオイとは小さな粒です。このニオイの粒は空中を浮遊し、他人の鼻に入ると「クサイ」と感じられるのです。
靴下は繊維でできており、表面積が非常に大きいため、大量のニオイの粒が吸着されます。靴下に吸着されたニオイ物質が一定量を超えるとニオイ物質が空中を浮遊するのです。また汗が気化する際などもニオイ物質は気化する汗と一緒に浮遊したりもします。
3.消臭の種類
消臭といっても実は様々な方法があります。「消臭」という意味は、1.ニオイを消す 2.ニオイを出す菌の繁殖を抑制する(抗菌) 3.ニオイを閉じ込める(吸着式)という3つの方式があるのです。ここでは消臭靴下に実際に使用されている主な消臭の種類と特徴についてご紹介します。
3-1.吸着式の消臭靴下
ニオイは小さな粒であることは、既にお話しましたが、このニオイの粒が空中を浮遊し他人の鼻に入るとクサイと感じられてしまいます。
吸着式とはこのニオイの粒を靴下に閉じ込めておく消臭方式です。ニオイ自体を無臭化しているのではなくニオイが飛ばないようにしているということです。
しかし欠点は、温度や湿度の変化、あるいは靴下に吸着されたニオイ物質が飽和状態となると、ニオイは浮遊してしまうという点です。
3-2.抗菌式の消臭靴下
汗や皮脂をエサにニオイ菌が繁殖すると、菌からニオイが発生します。抗菌とはニオイを作り出している菌にアプローチする消臭方式です。
もちろん元を断てばニオイは出ないようなるのですが、ニオイが発生しやすい高温多湿という過酷な足の環境で、菌を繁殖させないというのはかなり困難なことです。
また発生してしまったニオイ物質に対しては効力がないのです。このため、消臭効果という観点からすると、抗菌は無いよりあった方がよいという程度に考えるべきでしょう。
3-3.唯一無臭化する反応消臭式(急速分解消臭)の消臭靴下
唯一ニオイ物質を無臭化する消臭方式が分解消臭(イオン消臭)という消臭方式です。
ニオイには臭う形があります。この形自体を返歌させ臭わない物質に変えてしまう消臭方式です。この分解消臭(イオン消臭)の中には瞬間的に大容量のニオイを無臭化してくれるものも存在します。
靴下にニオイが付着すれば、そのニオイが無臭化されるので、最も消臭効果が期待できる消臭方式なのです。
4.消臭靴下の選びのポイント
4-1.足の臭いの度合いとコストのバランスで選ぶ
「それ程、足はクサクならないけど、少しでもニオイは抑えられる方がよい」という人は消臭機能付(抗菌や吸着)のものであれば、少なからずニオイの予防にはなるので、消臭機能付きで価格の安いものを選ぶと良いでしょう。
ただ多くの消臭機能は、それほど消臭力があるものではない事はお話した通りですのでご注意ください。では本当に臭わないと感じる消臭靴下はどうやって選べばよいのでしょう。次にそのポイントについてお話します。
4-2.高額な消臭靴下は効果保証を利用
分解消臭(イオン消臭・反応消臭)式の消臭靴下が消臭体感が得られる可能性が高い消臭靴下です。
しかしコスト的には1足2,000円前後するものが多いです。購入する前から満足できる消臭力があるかどうかは、ニオイという特殊な機能のため使用してみないと分からないのが実際です。
この為、このような機能靴下で高いと感じる価格帯の靴下は、返品保証や満足保証がついているものを購入しましょう。効果に満足できない場合は、遠慮なく堂々と返品しましょう。
4-3.アフィリエイトのランキングに注意
アフィリエイトという広告システムをご存知でしょうか?ブログや様々なサイトで商品を紹介し、そのサイト経由で商品が売れるとマージンが入るシステムです。
このシステム自体は素晴らしいものなのですが、問題は商品のランキングなどが報酬が高い順に掲載されているパターンが多いことです。しかし「ニオイ」というWEBでは判断できない機能のため、やはり返品保証を利用してテスト購入することをお勧めします。
5.まとめ
手っ取り早く足の臭い対策するには消臭靴下を着用するのが最も効果的です。しかしネーミングやイメージ戦略が先行し、実際に、一日履いてもニオイがしない程の消臭効果を持つ靴下は多くはありません。
というより多くの消臭靴下がほぼニオイがしないと感じないものの方が多いのではないでしょうか?
機能製品はその能力が最も大切です。優れた消臭靴下も存在しますのでぜひ、返品保証・満足保証がついている靴下を選んでテスト購入する中で、ご自身が満足できる消臭靴下を選定してお試し頂ければよいと思います。
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