【体臭ケアアドバイザー監修】加齢臭・体臭・ワキガ臭対策の専門店 いい快互服ドットコム

「汗臭」のお悩み

(2)足や頭など体の部位によって臭いが異なるのはなぜ?

足の臭いや頭の臭いを嗅いだことはありますか?

なんとなく、頭の臭いと言えばこんな感じ、足の臭いと言えばこんな感じ、、と想像できる方もいらっしゃるのではないでしょうか??

体臭とひとことで言っても、足の臭い、頭の臭いなどそれぞれ特徴的な臭いがありますよね。足、デリケートゾーン、脇、頭など、体臭が体の部位によって違うのはなぜでしょうか。その理由を、体臭ケアアドバイザーが詳しく解説していきます!

理由はズバリ「汗の成分と細菌の種類の違い」

汗そのものは無色無臭なのですが、実は汗に含まれる成分は体の部位によって異なります。細菌にも成分や栄養など食事の好みがありますので、皮膚に住んでいる細菌の種類も体の部位によって異なります。

体臭の原因は「細菌が汗や皮脂を餌にして繁殖する際に発生する臭い」ですので、皮膚に住んでいる細菌の種類や、餌となる汗や皮脂の成分によって発生する臭いも変化するのです。

(人間だって住んでいる環境や食べている物の違いで便や尿の臭いが変わるようなものです!)

細菌ごとに繁殖しやすい環境がある

例えば足は靴や靴下で密閉されているため湿度が高く、とても細菌が繁殖しやすい環境です。そのため足の臭いはイソ吉草酸などの脂肪酸が多く、独特の酸っぱい臭いがします。特に汗をかきやすい子供の足は、臭いやすくなります。

デリケートゾーンは汗腺が多く蒸れやすい部位です。汗と皮脂が混ざり合い、アンモニア臭や酸っぱい臭いが発生しやすくなります。

頭皮は皮脂腺が多く、皮脂の分泌が活発な部位です。皮脂が酸化しやすく、加齢臭の原因となるノネナールや、皮脂の酸化臭が混ざり合った臭いが発生しやすくなります。ストレスにより皮脂の分泌量が影響されやすい部位でもありますので、環境による変化も大きく影響します。

普段の食事や体調によっても違いがある

そもそも人それぞれ汗腺から分泌される汗の量にも違いがあります。また毎日の食事やストレスなど体調の変化により、汗に含まれる成分が変わることもあります。日によって臭い自体や臭いの強さが違うのも、細菌が食べている汗の成分の違いにより発生する臭いが変化するからです。

お酒を飲んだ次の日はなんだか体臭がいつもより気になる、、過度に緊張した日は頭の臭いが強く感じる、、、なんてこともありますよね!

このように体の部位による汗の成分、皮膚に住んでいる細菌の種類、食事や体調の違いが複雑に絡み合い、体の部位ごとに異なる臭いが発生するのです。

ワキガ臭も細菌が原因

ワキガ臭もほかの体臭と同じく、細菌が繁殖する際に発生する臭いです。ワキガ臭の原因となるのは「コリネバクテリウム」という細菌で、アポクリン腺という汗腺(汗の出る穴)から分泌される汗を特に好みます。

アポクリン腺は脇の下や陰部などにある特殊な汗腺で、脂質やタンパク質を多く含む汗を分泌します。コリネバクテリウムはこのアポクリン腺から分泌される汗を餌に繁殖し、その際に独特の強い臭い物質を生成します。これがいわゆるワキガ臭になるわけです。

つまりワキガ臭の特有な臭いも、特殊な汗腺と細菌の組み合わせによって発生する体臭のひとつなのです。

(ワキガについては、生まれ持ってのアポクリン腺の数や汗の成分の違いなど個人差が大きく影響しますので、どなたでも同じように悩みを抱えるわけではないところがやっかいですね。)

まとめ

体の部位によって臭いが異なるのは、体の部位により汗の成分、住んでいる細菌の種類、食事や体調の違いが複雑に絡み合っているためです。細菌が要因の体臭はすべて、汗や皮脂を分泌する人間なら、どなたでも悩む可能性があることです。

自分の意志ではコントロールが難しい事なので、それぞれの部位の臭いの特徴を知り、適切な対策を行うことで体臭の悩みを軽減することができます。

もし体臭についてお悩みのことがありましたら、お気軽にお問い合わせくださいね。

次の記事:(3)なぜ足や脇は臭くなりやすい?

体臭ケアアドバイザーのお悩み解決コラム

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