間違いだらけのワキガの治し方。知らないと損するワキガ対策グッズの真実

弊社はワキガ対策製品を製造販売して14年になります。この業界ならではの専門情報があります。
デオドラント製品製造の実態やお悩みグッズを製造販売する側が仕掛けるWEB上の販売戦略など。
ここではその実態を赤裸々に公開していきます。
最後までお読み頂ければ、間違ったワキガの治し方=ワキガ対策製品の使い方や選び方が分かるだけでなく、根本的なワキガ臭の解決策も分かります。
ぜひ参考にして頂き、苦しいワキガの悩みからご自身を開放してあげて下さい。
1.従来のワキガの治し方は間違っている
最大のポイントからお話すると、昨今、WEB上で紹介されているワキガの治し方であったり対策法は、デオドラントグッズメーカーによって作られ、いかに利益をあげるかを目的に構成されているということです。
専門家から見るとあまりにもひどいのです。具体的には、不安をあおる→原因をあおる→解決商品を紹介→試験データの紹介→体験談→購入といった流れです。
すべてが悪い商品だとは言いませんが、高額で効果の低いグッズを購入しないために必要な知識を得て頂くと同時にワキガ対策のアプローチを根本的に変え、安価で効果があり、何より安心できる対策方法をご説明させて頂きます。
1-1.基本的ににワキガ臭は止めるべきものではない
ワキガ臭を特徴づけるニオイは、アポクリン腺から出る汗が原料であることは、間違いありませんが、ワキガ臭の実態は、様々な体臭の複合臭です。
エクリン腺から出る汗を原料とするニオイや皮脂の酸化臭などが入り混じったものがワキガ臭です。
多くのデオドラントグッズは(特に地肌に直接塗るクリームやジェル類)はこの汗を強制的に抑えたり、ニオイ菌の繁殖を抑えるための抗菌剤などです。
汗は体温調整という大切な役割があります。また私達の皮膚表面は無数の常在菌(多く繁殖するとクサクなる)にバリアのようにおおわれる事で、悪い感染力のある菌から私達を守ってくれている菌でもあるのです。ワキガ菌も常在菌の一種です。
このような自然現象(発汗や常在菌の存在)を、いくらニオイの発生を防ぎたいからといって、強制的に抑制するのは身体にも肌にも良いはずがありません。
そればかりか、常在菌バランスが崩れ、肌を荒らしてしまえば、通常では繁殖しない菌が繁殖することで、かえって体臭が不快になる可能性すらあるのです。
以上の理由から基本的にワキガ臭は無理に抑制すべきものではないのです。
現在のワキガ対策グッズの大半は、汗を止めようとしたり皮膚を殺菌することに問題があるのです。
ではどうしたら良いか?ワキガ臭で悩まれている方にとって最も大切なポイントですので次で詳しくお話しましょう。
1-2.悩みの根源はワキガ臭が出て他人に不快に思われる事
そもそもワキ汗やワキガ菌が繁殖することが問題なのではなく自分のワキガ臭(体臭)が不快に思われることが問題なのではありませんか?
自分のニオイが他人に分からなければワキガでないのと同じですよね。もちろんワキの下に直接、他人が鼻を近づけてニオイを嗅げば、ワキガ臭がするでしょう。しかしそのような事は日常ではありません。
少なくとも常に数十センチ以上距離がある他人にニオイが伝わる原因は、地肌ではないのです。地肌にはそれほどニオイ物質が蓄積されないからです。
その証拠に、真夏でも腕や手はあまりクサクなりませんね。多くの場合衣類を着ていないからです。また足だって素足でいるとクサクなりにくいのも靴下という衣類がないからです。
さらにプールや海水浴場で体臭がクサイ人には、ほとんど出会いません。もし地肌がクサイのであれば、逆にプールや海水浴場は臭いはずです。
実はニオイを拡散する主犯は衣類なのです。ワキガ対策をするにはワキガ臭を発生、蓄積、拡散している衣類臭対策が最重要となるのです。
2.これでワキガ臭は防げる
衣類がニオイを拡散していることはご理解頂けたでしょうか?
ニオイとは目には見えませんが小さな小さな粒です。このニオイ(粒)がどうやって他人まで伝わってしまうのか。またどうやって防げばよいのかを確認してみましょう。
2-1.ワキガ臭が他人に届く仕組みとは
ワキガ臭や体臭などのニオイが一定の距離がある他人まで伝わってしまう原因は、衣類に大量のニオイが蓄積されているからなのです。
どんなにクリームを塗っても汗は衣類に付着します。衣類に汗が付着する以上、衣類の中でワキガ菌が繁殖し、ワキガ臭や体臭が発生します。
問題点はそれだけではありません。衣類は表面積が大きいためニオイ物質を大変多く蓄積するのです。
どんどん、どんどんニオイが蓄積され飽和状態になったり、汗が蒸発する際などに、ニオイ物質は、空中を浮遊してしまいます。この浮遊するニオイ物質が他人に鼻に入ることでクサイと感じられてしまうのです。
ですので衣類でニオイを発生させない、蓄積させない事こそ他人に自分のニオイを感じさせないために必要な対策となるのです。
2-2.臭わないようにするなら着替えが効果的
最も簡単で最も効果的なワキガ臭(体臭)対策は、上半身の衣類をすべて着替えることです。新しい衣類に着替えた直後は、ほぼ無臭になります。
前述しましたが、ワキの下に他人が鼻を近づけて確認すれば、ニオイはするかもしれません。しかし少なくとも着替えた状態でニオイの粒が他人にまで浮遊することはないのです。新しい衣類には、ニオイがまだ蓄積されていないからです。
着替えた後、再び衣類に汗が付着し、ニオイ菌が繁殖し、ニオイが発生、蓄積され、一定量になるまでは他人にニオイは浮遊しないためニオイません。
問題は一定時間しか持たないという点ですね。そうそう一日、何度も上半身の衣類を着替えるのは困難。
この問題を解決するのがヌーラビオという商品です。衣類の中でワキガ菌の繁殖を長時間抑制することが可能です。ご興味があれば詳細をご覧ください→ヌーラビオの詳細
以上がワキガ臭が他人に気づかれてしまう原因と対策です。
これに対し多くの市販のデオドラントグッズは、ワキガで悩まれている方々の悩みに漬け込み、消費者が分からないことを良いことにイメージ戦略で高額な対策製品が氾濫しているのが実態です。これから、そんなデオドラントグッズの実態を明らかにしていきます。
3.デオドラント製品の真実
昨今、ワキガ臭、足臭、加齢臭、などの対策グッズが無数に製造販売されていますが、これからあまり信頼のおけないデオドラントグッズの共通点について専門的立場から実態を公開します。
専門的立場とは、14年にわたり実際にデオドラントクリームや石鹸類の企画に取り組み、研究者や医師、開発メーカーから専門的情報を知りえた立場という意味です。
すでに高額なアイテムを購入している方にとっては腹立たしい内容になるかもしれませんが、お許し下さい。
3-1.デオドラント製品含まれるエキスの真実
昨今のデオドラントグッズ(ワキガクリームや石鹸、シャンプー他)には、必ずと言ってよい程、様々なエキスが配合されています。
〇〇に有効と言われている◆◆エキス配合といったような紹介がされていますが、残念ながら、これらのエキスには全くというほど効果は期待できません。
その理由は、本当に有効なエキスは高額なため、効果が期待できるほど配合されているものは、ほぼ無いからです。
その証拠として配合エキスの種類ばかり多く記載され、肝心のエキスがどの位(何グラム)配合されているか、その配合量を記載されている商品が1点もないのです。
このカラクリは、販売促進ため、あたかも効果があるように見せるためのマーケティング戦略なのです。
弊社でも体臭対策専門メーカーとしてワキガクリームの自社製品を検討したことがあります。その際、研究開発会社と打ち合わせをしました。
クリームの処方(何をどの位配合するか)の決定後、大量のエキスリストから自由にエキスを配合してください。と言われました。効果は期待できるのか確認したところ、非常に少量であくまでイメージですので効果は期待できないとのことでした。
最大の理由はそもそも1%のエキスを1%配合した場合、クリームのエキス配合量は1/10000となり、エキス量は、ほぼ0に近いからです。
これでは効果があるはずもありません。もちろん弊社ではそれを知ったとき、あまりにもニオイで悩まれている消費者をバカにした戦略のため商品化はしませんでした。
以上の理由から、エキスがどんなに多く何種類も配合されていても、その配合量(グラム表示や%)の表示のないデオドラントグッズは信用できないことを覚えておいて下さい。
3-2.デオドラント製品の抗菌力の真実
ワキガクリームなどのデオドラントクリームのWEBサイトを見ると、ほとんどがその抗菌効果がいかに優れているかを説明されています。
もちろんニオイ菌を抗菌することは、ニオイを抑える有効な手段なのですが、実は抗菌効果とニオイ抑制効果は同じではないのです。
理由は前述しましたが、ニオイを作り出す常在菌(ワキガ菌も常在菌の一種)は、無尽蔵に、いくらでも存在しているため、殺菌したその場から再び繁殖をはじめニオイを作り出すからです。
また抗菌や殺菌の技術はそれほど難しいものでもないのです。99.99%の抗菌力がある事を強調し、あたかもニオイが発生しないイメージを前面に出しているにすぎません。
最も重要な機能は、抗菌力ではなく長時間ニオイ菌の繁殖を防ぐ能力なのです。長時間ニオイ菌の繁殖を抑制するには特殊な抗菌方法が必要となります。
さらにクリーム系のデオドラントグッズを対象に言えば、クリームは塗っても汗が出れば流れてしまいます。さらに衣類に付着した汗をどうやって抗菌するのでしょう?もっともニオイを拡散する衣類内での抗菌なくしてニオイ抑制は不可能なのに。
更にワキガクリームを使用する際には注意点があります。ワキガクリームは、出るべき汗を抑制し、あるべき常在菌を抗菌する以上、常用はしないことです。
ワキガクリームは短時間、スポット用(結婚式の間だけ汗をニオイを抑制したい場合など)として使用し、使用後はよくふき取り、帰宅後はしっかり洗い流しておくことがお肌のために必要です。
4.WEB情報の真実
デオドラント製品の実態を知ると、もう何を信じたらよいのか分からなくなりますが、それ以上にネット上の情報も、売るための情報にあふれていますので注意が必要です。
これもネット販売を開始して14年。この経験から知りえたWEB情報の真実をこれからお伝えします。
4-1.商品ランキングの真実
「ワキガ対策」と検索すると無数のサイトが表示されますが、ほとんどがアフィリエイトという仕組みを利用した宣伝サイトです。
アフィリエイトとは、紹介サイトから販売サイトにリンクされ、購入されると自動的に、紹介料として報酬を得る仕組みの事です。
アフィリエイトという仕組み自体に問題はありませんが、報酬が多い商品ほど、あたかも効果があるかのように紹介されていることが問題なのです。
特に昨今、問題となっているのが商品ランキングです。1つ紹介すると500円もらえる商品と10,000円もらえる商品が存在した場合、多くのアフィリエイトサイトは、報酬が高いものをランキング1位に表示されています。
特にお悩み商品であるワキガ対策グッズは、その傾向が顕著で、複数の商品紹介サイトを比べるとはっきりしますが、高額な報酬順に紹介されていると言っても過言ではないのです。
もちろん、すべてではありませんが、あまりにも多いのです。特にサイトの責任者、会社名などの詳細(会社名、住所、電話番号等)が記載されていないサイトの情報にはご注意下さい。
4-2.自作自演の真実
昨今、デオドラント製品のメーカーに、WEB制作会社の参入が目立ちます。理由はズバリ儲かるからです。多種少量生産が可能となった現在では、ワキガクリームを自社製品をつくるのに100万もかかりません。
多くのエキスが入っていることで商品イメージを高め、あとはWEB戦略でワキガ系のキーワードでの検索上位表示を獲得すれば、多大な利益を得ることが出来るのです。さらに自作自演のアフィリエイトサイトや広告まで屈指しています。
これらのサイトの信頼性をチェックする最も簡単な方法は、サイトの運営者が明確に表記されているかとう点です。個人名や会社名、所在地、電話番号などが表記されていない以上、記載内容に責任の取りようもありません。
こういった無責任なサイトが横行していることを知ったうえでサイトの内容を参考にする必要があります。
5.まとめ
昨今の清潔ブーム、さらにテレビCMでのあおりを受けてか、体臭やワキガ臭を必要以上に気にしてしまう人が増えているようです。またそれを仕掛けているのも企業側なのかもしれません。
実際に、それほど不快なワキガ臭がする人など、そうそういるものではありません。常識的に清潔な生活を送っていても発生する体臭は、その人の大切な個性でもあるのです。
ここでは、悩みをあおり間違ったワキガの治し方、対策の仕方に不要なお金を無駄にしないために必要な情報を公開させて頂きました。参考になれば幸いです。
9:58 2020/04/23
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